ロンドン大学バークベック校でPsychosocial Studies (Undersgraduate) を学んでいる20歳の大学生です。
今日のブログでは、ロンドン大学群が斡旋している寮(Intercollegiate Halls)の中の
僕が現在住んでいる「College Hall London」について紹介したいと思います。
1. 留学生には寮への優先権がある
留学生には、正規・交換・短期を問わず寮滞在への優先権があります。
*締め切りまでに寮に応募すれば確実に入れてもらえるとのことです。
僕の場合は、その締め切りは確か5月17日辺りだったと覚えています。
また、ロンドン大学群の学生は基本的に最初の1年間は大学群斡旋の寮(College Hall, Garden Hall, International Hall, Lilian Penson Hall ..etc)に滞在することができます。
希望すれば契約の延長を申請することはできますが、2年目からは自分でフラットシェアをするのが通常だそうです。
どうしても寮に残りたい場合はまた新たな手続きをせねばならず、申請しても許可されるかどうかは需要が高いためわからないそうです。
滞在費: シャワー・トイレ付きのシングルルーム(Single, En-Suite)で週£200以上
滞在費については、僕の部屋を例に出すと
Single Bedroom (一人用のサイズのベッドルーム)
En-Suite(個人専用のシャワールーム&トイレ),
Catred(食事付き),
Bills Incleded(光熱費・水道代込み)
で週£200以上です。
※部屋の様子を写真で本記事の最後の見出し「マイルームツアー!」にて紹介しているので、気になる方は目次から飛んでください。
さすがロンドンの中心部で徒歩10分以内の最寄り駅が複数ある(Russel Square, Goodge Steet)ということで、日本の物価と比べると確かにとても高いです。
しかし、大学も間近にあり(Birkbeckは道を挟んで反対側のビルで所与時間は徒歩30秒程度、University College Londonは徒歩7分程度、London School of EconomicsやKing's College Londonは徒歩20分・バスでは15分くらい)、毎週ゴミを部屋まで回収しに来てくれたり(自分でゴミ出しをする必要がない)、定期的に部屋・バスルームの掃除もやってくれる(部屋全体、シャワールームも自分で掃除する必要なし)ので、生活面ではだいぶ精神的・体力的な負担が少ないのではないかと思います。
また、さらに友達の輪を広げたい方にもやはり寮に滞在することを強くお勧めします。
ここで紹介している寮には、ロンドン大学群の中のそれぞれ違うカレッジからの学士課程や修士課程の学生だけでなく、様々な国からの留学生も集まってきています。
一人一人が違うことを勉強しているので、自分の専攻分野以外の分野も知ることができます。
ロンドン大学の学生寮(University of London, Intercollegiate Halls)は、様々な面でとても色鮮やかな多様性に富んだ環境となっています。
寮(College Hall London)のロケーション
College HallはMalet Street上にあります。
The British Museumの真後ろのストリートです。
寮の前の道路を挟んで反対側には僕の学校(Birkbeck, University of London)があり、教室に迷わなければ寮の入り口出てから30秒程度で着けるでしょう。
そして寮の隣にはWaterStonesという大型書店があり、本屋の中にカフェも併設されています。
蔦屋書店みたいな感じですね。
本屋には地下、1階、2階、3階という構造になっています。3階には木の椅子とテーブルがいくつか用意されているので普通に図書館がわりに勉強スペースとして利用することもできます。語学セクションと心理学・社会学・哲学の本が充実している階で、僕にとってはなかなかのお気に入りの場所です。
最寄駅とその他地域へのアクセスについて
地下鉄(Underground)の最寄駅は近い順に、
・Goodge Street
・Russel Square
・Tottenham Court Road
・Warren Street, Euston
・Euston Square
・St. Pancras International & King's Cross
とアクセスの良さは抜群のエリアです。
2. 寮での食事について
寮によって食事付きか自炊式かで滞在形態を選べるのですが、
僕が住んでいる寮はCatred(食事付き)なので全く自炊する必要がありません。
自炊したい方は食事なしの滞在プランを選べますが、この寮では大多数が食事付きを選んでいるようです。
食事の時間
食事の時間はまさにホテルみたいに決まっていて、
・朝食(平日のみ)8時〜9時半
・ブランチ(週末のみ)11時〜12時半
・夕食(常に):18時から19時半
となっております。
友達の輪を広げる機会として、寮のダイニングルームは絶好の場所でしょう。
あ、食事の時はホールIDを忘れずに!
上の写真のように、IDをトレイの上に置いてホールのおじさんおばさんたちに見せ、食事を頼みます。
パントリー
それに加えて各階にパントリーという、
・冷蔵庫
・冷凍庫
・電子レンジ
・アイロンとアイロン台
・飲める水道水の水汲み場
(おそらく超硬水、苦い、これからも飲み続ける気には全くならなかった)
が揃った場所があるので、自分で自由に近くのスーパーで買ってからチンしたり冷蔵庫に放り込んでおくことができます。
自分専用にミニフリッジやミニフリーザーを買っている人も時々見かけますが、よほど大事な食べ物で盗られるのが心配でない限りわざわざ買う必要は無いでしょう。
僕の場合は、買うものはたいていサラダボウルとか果物パックとかケチャップぐらいですので、おそらくあまり盗まれやすいものではないでしょう。
もちろんフードパーティーを打ちあげたりしない限り、マクドやKFC、BBQ味のピザなどをパントリーの冷蔵庫に保存しておくことはおすすめしません。
3. 寮で用意されているもの・されていないもの
寮ですでに用意されているものには、
・ベッドの台
・クローゼット(引き出し3つ、空き段4つ
・机
・机に同設の3つの引き出し
・椅子
・蛍光灯
・ベッドライト
・本棚
・無線無料Wi-Fi
・3つの引き出し付き棚 (ベッドの隣にある)
・カーテン
・ラジエーター (セントラルヒーティングですが各部屋で温度調整が可能です。とても暖かく、マックスにするとむしろ暑いです。※暖房がつき始めるのは10月下旬から11月最初辺りまでのいつか)
・画鋲ボード (横長が勉強机と蛍光灯の間に1つ、120cm-130cm程度の長方形ボードがベッドの壁に1つ)
ということで、
自分で用意しなければならないのは、
・トイレットペーパー
・ベッドセット(布団と枕、シーツ・枕カバー付き)
・プラグ変換器・変圧器
・ドライヤー
・バスタオル
・タコ足配線
ぐらいです。
あとは個人のニーズや好みによって異なってくることでしょう。
ベッドセットは大学運営のオンラインショップで購入可能。受け取りは1階のレセプションで。
ベッドセットは大学運営のオンラインショップで£20で購入できます。
購入後は、レセプションにて購入後に届いたメール(それがレシートになります)を見せ、「ベッドセットください」とコンセルジュの人に伝えます。
その場で渡してくれるのでそこまで手間もかからず便利ですね。
色やデザインは残念ながら選べないので、こだわりがある人は近くのTottenham Coart RoadのArgosという電化製品店/ほぼ何でも屋で購入できます。
Argosではベッドセットだけではなく、他に日常生活に必要なものもほとんど全て揃えることができます。
4. 洗濯について
上の段が乾燥機、下の段が洗濯機となっています。
かかる時間はそれぞれ1時間弱です。
住人の数の割に台数が少ないので、洗濯が終わったらすぐに乾燥機に移し替え、乾燥も終わったらすぐに引き上げましょう。
急いでいる人に勝手に出されて他の人の服と混ざってしまうことがありますので、充分注意してください。
洗濯機・乾燥機の使い方
使い方は、
1. まず黄色いカード読み取り機のスタートボタン(Start/End緑色のボタン)を押し、
2. Washer(洗濯機=黄色のボタン)かDryer(乾燥機=赤色のボタン)かを選択します。
3. そして手持ちのクレジットカードで料金を支払って、
4. 写真左にあるボタンにて洗濯/乾燥の方法の種類を選んだらすぐに回り始めます。
あとは時間通りに戻ってきて移し替え/引き取りをするのみです。
これで大人への階段を一段踏み出せました(拍手)
おめでとうございます!(笑)
5. マイルームツアー!
最後に、僕の部屋(Single Room, En-Suite)の実際の様子を写真で短く紹介します。
Collefe Hallでの滞在を考えている方は参考までにどうぞ。
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部屋全体1
窓
部屋全体2
バスルーム
洗面所
シャワー
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今日のところは以上です。
ありがとうございました。ではまた!