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ロンドンの大学に正規留学中の21歳が書いているブログです。現地の事情や海外での大学生活に役立つ情報を配信しています。

ロンドンに到着後すぐにするべきこと6つ | イギリスの大学に留学の方必見

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ロンドン大学バークベック校でPsychosocial Studiesを今年2019年9月30日から学びはじめた20歳の大学生です。9月16日にロンドンに着いてから今日でちょうど2週間が経ちます。

この2週間の間でしなければならなかった手続きや参加するべき大学の行事について書いていきます。

*本記事は2019年10月2日現在での情報です。

1. BRP(在留カード)の受け取り|9月19日

BRPはBiometric Residence Permitのことで、いわゆる在留カードのことです。

入国後10日以内に受け取らなければ罰金をとられます。できるだけ着いたらすぐに受け取るようにしましょう。

BRPの受け取り場所|Kings Cross Post Office 夕方6時に閉まります。日曜休業

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このBRPは近くのPost Officeもしくは自分で指定した機関(大学、会社など)で受け取れます。大使館とかで受け取るのかと思っていたらそうじゃないんですね。

僕はPost Officeで受け取る方を選んだので、Kings Cross駅の道路を挟んだ向かい側にあるKings Cross Post Office入国後4日目の9月19日に受け取りました。

写真の右側に赤い文字でKings Cross Post Officeと書いてあるのが見えるでしょうか。

ここが受け取り場所です。

Kings Cross Post Office - Open Hours

・月~木:8:30am-6:00pm

・金、土:9:00am-6:00pm

・日:Closed

ちなみに左側に見える時計付きの建物がキングスクロス駅です。この駅からエディンバラへ行けます。5時間ぐらいかかりますが。

余談ですが、今回僕はこのBRPを受け取るために3回足を運ばなければなりませんでした。

当初は到着翌日の9月17日に受け取るつもりだったのですが、実際受け取れたのは入国後4日目の9月19日でした。

1回目は、

「今は発行するためのサービスが止まっているからまた戻ってきてくれ」

と言われたので次の日の昼過ぎに再び行ったのですが、

「まだ整っていないから未だに発行できない」

と言われしぶしぶ帰り、その次の日の朝にやっと受け取ることができました。

もし入国後7日目に「そろそろBRP取りに行くか」ともたもたしてたらどうなっていただろうかと思いましたね。

BRPは現地に着いたらすぐにPost Officeまで取りに行きましょう。

持ち物

受け取る際にはパスポート大使館からの手紙(本文が"You must present this letter to the Immigration Officer upon arrival in the UK."で始まるもの)を持っていきましょう。

2. Tier 4 Registration(学生登録: 大学で学生ビザを認証してもらう)

次にするべきことは

・パスポートの原本

フライトチケット

BRPカード最終学歴証明書の原本

を持って、大学の学生サポートセンター(Student Advice Centre)にて学生登録をしてもらうことです。

僕の場合は1対1で持参した書類を渡してだいたい15分程度で済みました。

3. 所属学科のCourse Induction Dayに参加する|9月23日

Induction Dayとは所属学科のオリエンテーションです。学部のオリエンテーションは僕の場合は後にありました。

内容としては、

・授業を担当される教授の紹介、

・授業がどのような形で進んでいくのか、

・課題はどんなものか

・いつ出されていつまでに提出しなければならないのか、

・図書館の利用方法

・課題に取り組む際に必要な参考文献の見つけ方

などについて説明を受けました。

全部でだいたい1時間半くらいでした。あまり長い感じはなかったですね。気づいたらあっもう終わりかという感じでした。

クラスメイトと顔を合わせる最初の日!友達の輪を広げよう。

また、このInduction Dayが最初にクラスメイトと顔を合わせる日となるので、友達を作る良い機会でもあります。

近くの人に「君も~学部/学科なの?おお一緒じゃないか!(当然だがあえてリアクションしておく)楽しみ?それとも緊張してる?」という風に話しかければ自然な会話のスタートを切れるんじゃないでしょうか。定番中の定番の話しかけ文句ですが、みんなこんな感じで友達になっていっているようです。

あまりに決まり文句過ぎているので、最初僕は「そんなんで?定番すぎる… もっとユーモアな話しかけ方が必要なんじゃないか」と少し堅苦しく思っていたのですが、やっぱり決まり文句は決まり文句でも友達作りの王道であることには変わりないようですね(笑)

そう考えが固まって以来、僕も新しいクラスメイトを見つけるたびにこの決まり文句を使い回しています。何もあえて他の話しかけ方をする必要はないようにいまのところ感じています。

4. 所属学部(Department)のオリエンテーションに参加する|9月28日

こちらのオリエンテーションは先述したInduction Dayよりも大きめの規模のものとなります。

内容としては、「ようこそ~学部へ!あなたたちはそれぞれ様々な目的をもって本学部に来られたことでしょう。私自身もこの学問を始めてから博士号取得の道につき(もしくは取得してから)今に至りますが...(中略)きっとここでの学びはあなたの将来にとって...(省略)」みたいな感じです。

後は図書館の使い方や参考文献の見つけ方などと、Induction Dayと少し内容が被るなといった具合です。

しかしそれでも参加はしておくべきでしょう。大学によっては参加必須のところもあると思います。

全体で1時間くらいでした。これもそんなに長い気はしませんでした。

5. 最初の授業の場所を確認しておく

小さなことのように思えますが意外と大切です。

事前に授業場所を確認せずに当日いきなり行くと、大勢の人で混雑してるわ、サポートスタッフは他の同じように迷子になって場所を聞いている学生の対応に追われているわ、ビルの周り(もしくは中を)何周したかわからんわでかなりカオスな状況に立たされパニックを起こしそうにもなります。初日からそんなストレスいらないですよね(笑)

心理面での安定剤として、教室がどの建物の中にあるのか、どの階にあるのか、何号室かを事前にチェックしておくことを強くおすすめします。

6. 学生ポータルサイトにログインする

教室が変更されたとき、休講になったとき、事前のリーディング課題がある場合など、学生生活において必要な情報のほぼすべてがそれぞれ個人の学生ポータルサイトで確認できます。

特に教室の変更などは日常茶飯事の話です。

授業開始30分前に「変更になりました」と通知されることも普通なので、学生ポータルサイトでいつでも必要な情報を確認できるようにしておきましょう。

技術面のトラブルもよくある話です。

実際僕のクラスメイトにも、技術的な問題で授業が始まって2日目の今日の時点で未だに学生ポータルにアクセスできていない人がいました。

なので授業が始まる3日前までには(あまりにせっかちになるとユーザーネームやパスワードの設定がまだ反映されていない場合もありるので)確実に利用できる状態にしておきましょう。

いずれにせよ学生ポータルへのアクセスは授業が始まる1か月前、2週間前、1週間前、3日前というように定期的に行っておくと、後で学校に対して「おいどうなってんだ」と大きな顔をして文句を言いに行けるでしょう。

終わりに

ざっとこんなところでしょうか。

ここでの情報は僕の場合のみで必要だったことをかいているので、大学によっては科目選択やプレイスメントテストなど他にするべきことがあるかもしれません。ご注意ください。

この記事が少しでも留学前の不安をやわらげることになれば幸いです。

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それではまた!

ロンドンスナップ:St. Pancras International & King's Cross

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"滞在先からKings Cross Post Officeまでの道で撮った半パノラマ写真。左に見えるヴィクトリアンゴシック様式の建築物がセントパンクラスルネッサンスホテル(St. Pancras Renaissance Hotel London)。犬も同伴できるらしい。右端に見える黄土色の建物がキングスクロス駅(London King's Cross)。ハリーポッターに出てくる9 3/4プラットフォームがある。"